中性脂肪が高いと肺癌リスクが上がると医療現場で判明

中性脂肪と聞けば、動脈硬化や心筋梗塞や脳梗塞、メタボリックシンドロームなどが思い浮かび、肺癌を思い浮かべる人はいないでしょう。

しかし近年、中性脂肪の値が高い人は癌の発症リスクが高いことが判明しました。

オーストリアのインスブルック医科大学のガブリエル・ナゲル医師らが、1988年から2003年に健康診断を受けた15万6153人を調べ、その結果を発表しています。

男性7万1693人、女性8万4460人、合計15万6153人を平均10.6年追跡しました。

すると、男性で5079人、女性で4738人でガンの発症を確認しました。

最も中性脂肪値が高いグループは最も低いグループよりも肺癌のリスクが94%増加していました。

医療の現場でも、中性脂肪の値が高い人にガンの発生が高い傾向があることは、多くの医師が感じています。

男女別では、男性で中性脂肪値が高い人は腎臓癌の発症リスクが高くなり、逆に前立腺癌の発症リスクは低くなっています。

女性で中性脂肪の値が高い人は、乳癌や子宮癌、卵巣癌など女性特有のガンの発症リスクが高くなっています。

誰もがなりたくないガンを予防するためには、バランスの良い食事と休息、運動、禁煙が大切だとよく言われますが、
バランスの良い食事の1項目として、中性脂肪が高くならないような食事、ということがあげられるでしょう。

女性の場合、スイーツや果物の摂り過ぎに要注意です。
近年、子育てを終えた女性が、友達同士でランチを楽しんだりケーキバイキングなどを楽しむことが多くなりました。
また、コーヒーブレイクタイムにスイーツが欠かせない人も少なくないようです。

しかし一昔前は、スイーツは特別な日にだけ食べるものでした。
これらは日常的に食べるのではなく、たまに食べるものにするのがベターです。

男性はお酒に注意し男女とも運動不足に気を付けてください。